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R3年度のまちづくりの推進・開発と道路ネットワーク向上

 本ブログは、本市における令和3年度の主要な開発(都市基盤整備)と道路ネットワーク向上の取組みと自民党の考え方等について説明するものです。

 

Ⅰ はじめに

 

 令和3年度、市の開発(都市基盤整備)の主要事業は、①JR千里丘駅西地区再開発、②阪急京都線連続立体交差事業、③十三高槻線全線完成への推進、④鳥飼グランドデザイン・河川防災ステーション整備の取組み、⑤健都のまちづくり、また新味舌体育館建設や狭あい道路整備の新支援制度などが挙げられます。

 また道路ネットワークの向上について、市は今後の道路整備の考え方を2021年3月議会で示しました。

 我々、自民党・市民の会は、まちの発展において都市基盤整備と道路ネットワーク向上は非常に重要であると認識し、戦略的に取り組んでいるところです。令和3年度の事業においても議会で提言していた内容が、しっかりと反映されています。

 詳細について以下で述べます。

 

Ⅱ JR千里丘駅西地区再開発

 

 【JR千里丘駅西地区再開発】は、災害に弱い密集家屋の解消や交通安全対策の観点から、2018年の事業着手から着実に進んでいます。

 この再開発は本市の顔であるJR千里丘駅前という場所であり、JR大阪駅から5駅と利便性も高く、大きな可能性を有した事業です。この本市にとって更なる発展への一大事業の成功をどう導くかが、私の、また自民党の焦点です。

 他の沿線の似たような金太郎あめの駅にしてはいけません。駅利用者しか使わない駅ではなく、遠方からも千里丘駅に来る、行きたいと思う駅しなければなりません。右図の「つなぐわ」は全国の方々と当駅をつなぐわにしなければならないと考えるわけです。

 その成功の鍵は「健都」です。私たちは、健康寿命延伸を実現するまち健都と連携し、健康をコンセプトにした再開発にすべきと提言しています。例えば、最新の健康体操・運動ができる施設・場所、健康食を食べられるカフェ・レストラン、健康の知識を得られる本屋、健都の出先施設など、他駅との差別化を図り、全国から健康を意識した多くの人々を呼び寄せるようにするものです。

 また、西地区だけでなく、東口側への連携も重要です。再開発の効果を西地区だけでなく、東口のフォルテ側とも連携し一体的な価値向上を図ることが求められます。またその周辺エリアへの開発需要を高めるなども取り組みも必要です。

 それらによって、人を集め、それが税収となり、市民サービスを向上させ、さらには市民の摂津市への誇り・愛着度の醸成にもつながります。

 当然ながら今の住人あるいは地権者、飲食店、事業者などの方々への丁寧な対応もまた市に求めています。再開発のスケジュールは添付写真をご参照ください。

Ⅲ 阪急京都線連続立体交差事業

 

 この事業もまた平成30年から進められている事業です。その完成予定は令和15年です。千里丘三島線の踏切遮断による慢性的な渋滞、開かずの踏切といわれた場所を解消し、市内の交通渋滞解消に大きく寄与します。この事業によって市内道路交通環境は大きく向上します。

 また、それだけでなくこの事業をまちづくりの更なる発展へと活用しなければなりません。阪急摂津市駅を人の集まる施設(雑貨・衣料品や、食料品店等々)へと変え、さらに高架下の有効活用、高架化による東西の有効な連携など、この事業エリア全体の活性化につなげることが求められます。

 さらにはJR千里丘駅の再開発と阪急摂津市駅の高架事業を連携させ、周辺地域への開発需要を促進させ、本市のさらなる発展に貢献する取り組みが求められます。自民党・市民の会は、単なる高架事業で終わらすことなく、一層の発展への工夫を行うよう提言しています。

 

 また、この事業についても、多くの地権者や借家人等々の市民の方々が関係しています。関係者方々の協力なしにはこの事業は成功しません。市に丁寧な対応、適切な補償、市民の様々な相談に対応するよう議会にて要望しています。【阪急京都線連続立体交差事業

 

Ⅳ 新しい狭あい道路整備支援制度

 

 健都のまちづくりをはじめ、今後、阪急京都線連続立体交差事業、千里丘駅西地区の再開発、十三高槻線など道路交通整備などの進捗によって、これらの周辺エリアでは住宅の開発需要も高まってきています。この機会を捉え、市は狭隘道路解消を促す実効性のある新たな「狭あい道路整備支援制度」へ見直しを行っています。(右図は狭隘道路のイメージ)

 従来の制度との違いは、大きく3点。1点目は、助成エリアとして3地区(千里丘・正雀・鳥飼、下地図参照)を重点整備地区に特定し、そのエリア内に限る形となっています。

 正雀地区においては地域での住宅開発ニーズを踏まえ、また鳥飼地区においても同様に開発ニーズや河川防災ステーション整備も踏まえ選定されました。また千里丘地区の設定は、私の2020年12月議会での一般質問健都から千里丘駅一帯等での成長重点エリアとしての取り組みに向けて」での新たな住宅開発需要が高まる千里丘地区への重点的施策をという要望をしっかりと反映して頂きました。

 なお、申請ができる方(事業者)は3特定地区で開発を行おうとする建築主等になります。

 次に、2点目は、助成対象の拡大であり、地区内の重点整備路線は開発区域や宅地の前面以外、開発区域から幹線道路までに至る狭隘道路へ対象を拡大しています。

 最後に、3点目は、助成内容の拡充であり、従来の助成内容に加えまして、用地取得費や工作物の撤去費なども対象に拡充しています。

 この新制度のメリットは、重点整備地区全体に公共・公益性が高まる効果を及ぼすと寄与するとされる拡幅整備に限定することで、効率的、効果的に狭隘道路の課題を解消し、併せて潜在的な住宅需要の掘り起こし、新たな土地利用への転換と誘導を図り、都市整備事業の周辺部での地域活性化につなげていくというものです。

Ⅴ 道路ネットワークの向上

 

 まちづくりには道路ネットワークの向上は必要不可欠です。交通利便性が高まると人が集まりやすくなり、その土地の価値も高まります。

 そのため、上記の駅周辺等の開発に合わせて、道路整備もしっかりと行うことが大切として、会派として道路ネットワーク向上を議会で提言して参りました。

 そして、市は2021年3月議会での会派の質問「道路ネットワークの向上について」で、「今後の道路整備の進め方」を示しました。(左図参照)これは、市内道路ネットワークの向上に向け、選択と集中により計画的かつ総合的に進めるための非常に重要な指針といえます。

 事業のスケジュールとしては、大規模な開発事業の完成時期を捉え、その効果が波及されるよう優先順位が決められています。

 短期整備としては、令和5年度の十三高槻線正雀工区の本線完成を見据え、千里丘三島線や正雀駅前道路を整備し、駅へのアクセス向上を図るものです。

 中期整備としては、令和8年度の鳥飼仁和寺大橋の無料化による交通転換を見据えた、JR千里丘駅の再開発の完成や阪急連立事業の片線高架化による慢性的な渋滞解消を図るものです。

 長期整備としては、連立事業の全線完成に合わせ、その効果を最大限に発揮させる関連街路事業の整備を行うものです。

 また吹田・摂津・茨木市の【3市長要望】で、我々、自民党も動いた十三高槻線と中央環状線交差部についても、令和3年度の「大阪府都市整備中期計画」に記載されました。それが左表です。これによって、十三高槻線が高槻市から本市、吹田市まで直結します。(事業は条件付きで、R12年まで。)その利便性向上に大いに期待です。

 

 その他、鳥飼まちづくりグランドデザイン河川防災ステーション整備の詳細についてはブログに記載していますので、そちらをご参照ください。

 

Ⅵ 結 言 

 

 我々自民党・市民の会は、本市まちづくりにおいて、他市周辺地域、大阪府、そして国の状況を見据え、それらを意識し、活用して、従来の開発に留まらず、大きく発展させていくべきと議会で提言して参りました。

 市はその提言を踏まえ、JR千里丘駅西地区再開発、阪急京都線連立事業、鳥飼まちづくり、河川防災ステーション整備、それらに伴う住宅等開発需要が高まるエリアでの狭あい道路整備支援、開発を見据えた計画的な道路整備など、諸々を効率的・効果的に連携させ、1+1を3にも4にもしていく戦略的なまちづくり進めていきます。

 

 引き続き、自民党・市民の会は、本市の更なる発展の為に全力で取り組んで参ります。

 


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