子どものやる気スイッチと学力向上

普通の教師は、言わなければならないことを喋る。

良い教師は、わかりやすいように解説する。

優れた教師は、自らやってみせる。

そして、本当に偉大な教師というのは、生徒の心に火をつける。

 

上記は、ウィリアム・アーサー・ウォードの名言の一つと云われている。

 

今、摂津市の教育において求められているのが、この「生徒の心に火をつける」ことである。

なぜならH30年度摂津市学力定着度調査において、夢や目標を持っていると答えた児童は全国平均並みだが、平日に2時間以上TVやゲームをするという児童の割合が3年生以上で全国平均に比べ10ポイント程度高く、学年が上がるにつれてその割合が増える傾向にある。つまりは、夢の実現のために今何を為すべきか、学ぶこととつながっていない子どもが全国と比べ多いと捉えるべきなのである。

 これが、本市が抱える学力向上問題の最大の課題なのである。如何に素晴らしい授業をしたところで、子どものやる気がなければ、それは身につかないというのは自明の理である。

 

 それを踏まえ、令和元年第2回定例会で一般質問を行った。(参照:児童・生徒の学ぶことへの動機付けとそのモチベーションを支える包括的施策について

 内容は、①子どもたちの学ぶことへの動機付け、即ちやる気スイッチを押し、②そのモチベーションを維持させ、③そのモチベーションを活かせる環境作りを行うことが重要である。①~③がどれも欠けてはならないし、本市の状況を鑑みて、教師だけに任せるのではなく、教育委員会が主導し、組織的に施策を行っていかなければならない。というものである。

 

 子どもの成長は育つ環境によって大きく左右されるという事は多くの研究で明らかにされている。つまりは、良い環境では良い子どもが育つ。これを市と地域と家庭とが連携して作っていかなければならないのである。子どもを自由な環境でのびのび育てるという言葉には、単に放置するのではなく、一定の適切な環境を提供した上で、という前提がつくものである。子どもは環境を選ぶことはできないのである。

 この環境づくりを家庭だけに任せては、特に本市では学力向上がはかどらない現状があり、改めて市と議会とが認識して、市全体で子どもの学ぶことに適切な環境を作ることが必要なのである。

 それによる学力向上は、子どもたちが夢を実現する可能性を増やすことにつながるのである。そして子どもたちの幸せへとつながっていく。

 

 ということで、この子どもたちのやる気スイッチと学力向上は引き続き、課題解決へと取り組むものである。